2011年11月3日木曜日

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Startup School 2011

今やシリコンバレーの起業家エコシステムの屋台骨を支える存在となったY Combinatorが主催するのが、1年に1回これは行かねばと思う唯一のイベント、来たる10月29日、今年も行って参りました Startup School 2011(参考:去年のレポート: Startup School 2010)。



初めの登壇者はTop-tier VCの1つであるAndreessen Horowitzの共同パートナーのマーク=アンドリーセン(現在のWebブラウザの起源とも言えるMosaic、そしてNetscapeを開発した)氏。YC創業者ポール=グラハムとのインタビュー形式で行われたこの対談は、初めは90年代のインターネット黎明期における四方山話で、HTMLをWebスタンダードの王道にしたブラウザの裏話(当時はNetscapeが圧倒的なシェアを占めていたので"ブラウザ" = "Netscape"だった)から始まりました。NetscapeをNetscapeたらしめた理由が、不完全なHTMLにも対応できる互換性、そしてJavascriptの使用だとのこと。不完全なHTMLの存在は不完全なままアップロードしたユーザーに落ち度があるのは明白なのですが、そのHTMLをブラウザを通じて見ている人にとってはそんなこと関係ないので、柔軟な解釈能力がブラウザにとっては不可欠でした。また、Netscape開発当初Livescriptと呼ばれていたJavascriptは、サーバーサイドJavascriptの原型であるLivewireと共にNetscapeのブラウザ技術の中核を成しており、Netscapeと協業していたSun Microsystemsが有するJavaの影響を強く受け、驚くなかれ、マークのアイディアで今のJavascriptという呼び名に至ったとのことです。このような技術的な思い出話から、22歳でNetscapeを立ち上げて1年で億万長者になった自身の"失敗"に関する哲学、雇用に関する考え、企業のカルチャーがプロダクトに直接反映されるといったようなVC的見地からの起業家へのアドバイスまで、激動の人生を味わっているからこそ話す事のできるその様々な経験談は一聴に値します。



Marc Andreessen Startup School 2011 - Part 1
Marc Andreessen Startup School 2011 - Part 2


続いてRuby開発者向けクラウドサービスHerokuのCEO ジェームス=リンデンバウム氏が登壇、エンタープライズクラウド市場の雄たるSalesforceに昨年末2億1200万ドルという破格の高値で買収されたニュースが今なお印象深いのではないでしょうか。開発者向けプラットフォームの構築には手厳しい開発者からのフィードバックが山のように殺到するため、UX(User Experience)デザインには人一倍力を入れており、ここで例に挙がったのが "Poka Yoke"。日本では工場の製造工程上の作業ミスを防止する仕組みを指すのですが、ユーザーに決して機能的な不具合・デザインの不整合性を味わわせないようきめ細やかなプロセス単位でのチェックを心がけているとのこと。

そして話は製品開発の歴史に。2007年夏頃にベータ版開発が開始され、Webベースのコード開発環境を提供しある程度の人気を得ていたのですが、2008年秋過ぎに"Product/Market Fit"(製品の機能が市場の需要をきちんと満たしている状態)を満たしていないのではと思い至り、"Pivot"(全社的な戦略的方向転換)を決断。Webベースのコード開発環境という以前のモデルから、現在のPaaS(Platform as a Service)たるRubyベースのデプロイメントプラットフォームとして生まれ変わりました。この戦略転換の裏には様々な理由がありますが、やはり一番の理由は"To provide a right tool for people to use"の追求でした。この"Right"に辿り着くまでが非常に険しい道のりで、幾度も試行錯誤を繰り返し、主要ユーザーである開発者が欲しいと思うもの、開発者が使わねばならないものを作り上げるという信念が今のHerokuをHerokuたらしめているというわけです。

会場がスタンフォード大学内ということもあって、技術系の人々が埋め尽くす会場の雰囲気が良かったのがこのセッションで、"Y Combinatorのアドバイスセッションで(商売敵の)Oracle潰しちゃいな!とPG(ポール=グラハム)に言われた"・"Oracle CEOのラリー=エリソンに、Oracle Open World 2011の壇上でたった20分の間で15回もHerokuを罵られたけど、ただただ名誉に思ったね"との言葉に、会場喝采。全くもってシリコンバレーです。



James Lindenbaum Startup School 2011


次の登壇者Sequoia Capitalのジム=ゴーエツ氏の話は、Billion-dollarビジネスを興した起業家といえど、最初は皆海のものでも山のものでもない小さなスタートから始まったというお話。HP、GoogleやApple、AdmobやYouTube、LinkedInなど今やIT業界のキラ星たる彼らも、初めは2、3人のスタートアップだった、と。すごく本質的で深遠な話題だったのですが、ただ若干話し振りがセールスピッチっぽく、話の内容もまぁそれほど新鮮では無かったので、技術系の若い兄ちゃんたちが集う会場の盛り上がりには残念ながら欠けていました笑



続いては、若くしてスターの階段を駆け上った俳優としても有名ですがここ2、3年はIT系スタートアップへの投資を頻繁に行っているアシュトン=クッチャー氏。今年夏に1億ドルを超える資金調達を行った"場所"のマーケットプレイスAirbnb、ソーシャルマガジンのFlipboardや航空券検索のHipmunk、変わり所ではソーシャル出会い系サービスLikeALittle、高速スケーラブルデータベースを提供するMemSQLなど、様々なスタートアップにエンンジェル投資を行っている彼ですが、やはり仕事柄か様々な起業家たちから事業相談の依頼やプレゼンテーションを受ける事があるそうで、最近目立つ傾向として、"Mark Zuckerberg"や"Steve Jobs"になりたいという理由で事業を進める人たちが数多く見られることで、現実に皆が抱えている問題を具体的に解決したり世界をよりよい方向に変えたりするための手段として、起業という選択肢を取っていないとのこと。加えて次世代のソーシャルメディアのあるべき姿にも言及するなど、投資家が興味を持っているのは"いかに問題を解決するか"という所であるという自身の投資家としての視点を明確に持ち熱く語っていました。

余談ですが会場にはレディー=ガガのマネージャーも来ており、後述するロン=コンウェイ氏は"インターネットとメディアがやっと1つになりつつある"と期待を寄せていました。



Ashton Kutcher Startup School 2011 - Part 1
Ashton Kutcher Startup School 2011 - Part 2


WordPressの創業者マット=マレンウェッグ氏が続いて登壇。2003年頃まで不満を感じつつも使っていたMovable Typeから同じPHP+MySQLベースのブログツールのb2に移行するもアップデートがストップされてしまい、Web標準やユーザービリティーなど自分の求めるブログ像を追い求めて出来上がったのがWordPressでした。世界中の人々から賞賛を得るブログプラットフォームを作り上げた彼のプロダクト開発における主たる持論は2つ、"友人の協力は惜しまず求めるべし"・"まず自分が一番のパワーユーザーになるべし"。端的明瞭なキャッチフレーズを持つことやビジネスモデルをきちんと熟慮した上でプロダクト開発を行うこと、多様なメンバーをチームに揃える(彼が言及していたStartup School 2007でのLotus創業者ミッチェル=ケイパー氏とFacebook創業者マークザッカーバーグ氏の雇用に対する見解の相違が彼のブログに記されています。参考: MITCH KAPOR VS. MARK ZUCKERBERG)などWordPressの成功を導いた要素は数々ありますが、周りに見せて恥じないだけの理念を固く持ち、まず身近にいる友人を説得できないようでは世界にインパクトを与えられませんし、自らが一番のヘビーユーザーとなって一切の情熱を傾けてプロダクト開発をリードできないようでは仲間も付いてきません。2005年にCNETを退社してAutomatticを設立するとこの持論を体現、CNET在籍時からWordPress開発を通じてオープンソースコミュニティにコミットしてきた背景もあり、同年11月に招待制からパブリック利用可能になると続々と世界中の利用者が加速的に増加していき、今なおNo.1ブログプラットフォームとして揺るぎない地位を固めています。会場にはWordPress利用者も多く、ギーク界隈ではキラ星の存在だけあって多いに沸いていました。

Matt Mullenweg Startup School 2011


次の講演者はZynga創業者のマーク=ピンカス氏。彼は2003年にTribe.netという今で言うソーシャルネットワークサービスを開発していたけれども爆発的人気には至らず、2006年にシリーズBの投資を受け社員も30人近くいたのに加えて、人気を得るには時間とお金がかかるモデルだったので"Fail Fast"(近付く失敗を受け止め迅速に撤退して次のチャレンジに軸足を移すべし)もできなかったので、次の彼の戦略は"お金で観衆を獲得しよう"というもので、驚くなかれ、CNETを買収すべく1年近く水面下で交渉していたとの事でした。遅々として好転しない交渉が続く中で、当時絶賛拡大中のFacebookがプラットフォームをオープン化したという知らせをきっかけにCNET買収交渉から手を引き、既に1000万人以上のアクティブユーザーを抱えていたFacebookプラットフォーム上でソーシャルに楽しめるサービスを提供しようということで始まったのがZyngaでした。今ではアクセス集めの戦略と言えばまず挙がるのがソーシャルメディアの活用ですが、CNETと交渉していた2006年時点ではお金でアクセスを買う(Google AdWordsやYahoo! Overtureなど)ぐらいしか目立った手段が無かったのが現実であり、"Facebookオープン化"の影響は凄まじいものだったわけです。Tribe.netをCiscoに売却し、2007年7月にZyngaとして初のプロダクト(ポーカーゲーム)をリリースしましたが、まだ競争相手が少ないうちに次世代のソーシャルゲームの盟主の座をいち早く取りにいくべく、どのゲーム開発においてもUSP(Unique Selling Proposition:独自の強み)をコンセプト段階から念頭に入れて、自分の母親でもその製品が何たるかが分かる本質的なレベルまで落とし込んで考え抜き続々とリリースしていきました。また、WordPressのマレンウェッグ氏が唱えた"まず自分が一番のパワーユーザーになるべし"と同様、"自分が住みたいと思える家を建てるべし"・"自らの10年間を本気で費せる事業に集中すべし"を常に意識しており、有限の時間とお金を費すのは24時間継続的に情熱を傾けられるものであるべきという彼の哲学が伺えます。そして集中する対象が定まれば、その道のりを探るべく周りの意見を聞くことをためらわずにオープンでいた方が良いと付け加えました。

また彼がZyngaで一番驚いた時は、2008年3月7日に初めてバーチャルグッズが売れた時だったそうです。ここから彼はソーシャルゲーム上での課金エコシステムに対する自信を深め、超高利益率企業としての今に至るわけです。




続いてはY Combinator内で行われているポール=グラハム氏と同社パートナーのハジート=タガー氏(YCのエンジェル投資を基にAuctomaticを立ち上げ2008年3月に買収)のオフィスアワーを壇上で行おうということで、4組のスタートアップチームがそれぞれ15分ほどの持ち時間で彼ら2人と議論を交わしていました。どのチームにも共通して2人が聞いていたのが、"今あるどういう問題をどう解決しようとしているのか"ということ。やはりここをしっかり落とし込まないことには前に進めないということです。データベースメトリクスや医療サービスなど各チーム目一杯アピールしてましたが、スタンフォードCS(Computer Science)の女性2人チームの1人が前に出すぎ・態度大きすぎの2冠王で会場から失笑を食らってました…。



Paul Graham Office Hours Startup School 2011


続いての登壇者は今日の目玉の1人、3年連続参加のFacebook創業者のマーク=ザッカーバーグ氏。今や世界のFacebook、インタビュー慣れしているのか言葉の端々に自信と風格が感じ取れました。

シリコンバレーの強みは"トライアル"の許容、チャレンジを善と捉える姿勢にこそあり、リスクテイクこそ成功への道であると語気強く言いました。"リスクを取らないと世界は変えられない'、と。また、先の登壇者たちと同様、近年問題を解決したり有り余る情熱を傾倒したりするためのアプローチとしての起業より、起業家になるために起業する・会社を作るために会社を立ち上げるといった単視眼的な起業を行う人が多いことを懸念しており、"なぜそれをやるべきなのか?"の前に"スタートアップ興したい!"という気持ちが先立ってしまっているので、長期的な内的モチベーションをチームで共有することができていないと指摘、彼はFacebook創設時を引き出して、会社を作るプロセスは非常に面倒臭かったけれども"オンラインにおける人々のアイデンティティーとその間のつながり"という事象への情熱が全てを可能にしてくれた、と。これと関連して、シリコンバレーではやや短期的視座の傾向が強いと感じられるので、もし今自分が何か別のスタートアップを立ち上げるのであれば、より長期的に物事を考えられるシリコンバレー外の場所、東海岸のボストンで事業を興すのも1つだね、と語っていました(Amazon創業者ジェフ=ベゾス氏と話をしたら、シアトルの人々が1つの仕事に従事する平均期間はシリコンバレーの約2倍長いそうです)。

また彼は製品開発における考えも明確に持っており、どんなに複雑なものでも小さい要素要素に分解して単純化させることで自分が集中すべき箇所を理解することができ、ユーザーの行動パターンをしっかり定量・定性的に分析することで適切な解が導き出せる、とのこと。また企業買収に関する話題では、2010年10月に買収したファイル保管・共有サービスdrop.ioに言及して、今はFacebookタイムラインプロジェクトに携わる元drop.ioチームのように、元々進みたい方向から逸れることなくビジョンを追い続けられるなら企業買収は考慮に入れるべきだという持論を展開。もしYahoo!にFacebookを売却していたら(2006年頃に噂になった)、本来のビジョンから逸れてしまい今出来ていることが出来ていなかっただろうと語りました。

余談ですが、映画『Social Network』内で彼がシリコンバレーに移ってきて間もない頃の描写、インターン用プログラミングコンペの熱狂や一軒家で皆が飲みながら開発する様子などに関しては、"ありゃ大げさだね"と笑っていました。



Mark Zuckerberg Startup School 2011

参考: Facebook’s Zuckerberg: If I Were Starting A Company Now, I Would Have Stayed In Boston - Techcrunch


続いては政府・金融機関向けデータ分析プラットフォームを提供するPalantir Technologiesの共同創業者兼上級副社長のステファン=コーエン氏。スタンフォードCSの学生だったコーエン氏は、学生時代にPaypal共同創業者ピーター=シール氏率いるClarium Capital Managementで働いており、その縁からシール氏を含めた4人と共に"Platform for government to combat terrorism while protecting civil liberties(市民の自由を守りテロと戦う政府機関のためのプラットフォーム)"を開発すべく、データインテグレーション・サーチ・ナレッジマネジメント・コラボレーションを通じた"Dynamic Ontology"の実現を目指し、Palantir Technologiesを立ち上げました。業界に名高いシール氏のつてもあってIn-Q-Tel(驚くなかれ、CIA傘下のVCです)など政府関連機関やVCとつながりながら、2週間で彼らのリクエストを全て完遂する"Mr. 2 weeks"として彼は信頼を得ていき、創設当初のミッションを現実のものにすべく昼夜を問わず無我夢中で働き、全ては自分が行っていることへの"Love"が自分を駆り立てた、と。Paypalで活用されていた詐欺行為監視システムからヒントを得て改良に改良を重ねて作り上げたPalantirのプロダクトは、2010年6月、時の副大統領ジョー=バイデン氏がプレスカンファレンスで賞賛するまでに至りました。



Stephen Cohen Startup School 2011


次の講演者はPaypal共同創業者・Slide(2010年8月に1億8200万ドルでGoogleが買収したパーソナルウィジェットサービス)共同創業者のマックス=レヴチン氏(Evernoteの取締役会にも名を連ねています)。会社を設立したばかりの起業家は事業運営におけるあらゆる側面において冷静であるべきだけれども、構築するプロダクトに対する情熱だけは忘れてはいけない、と強く主張していました。加えて、一緒にプロダクトにかける情熱を共有でき、長い間共に道を歩むことの出来る共同創業者を探すことは簡単なことではなく、細心の注意を払わなければならない、というのも彼の持論です。"僕らは正しい道を進んでいるんだ!"と精神的に支え合っていかねば細く暗い道を長い間歩むことは現実的に難しい、と。

また企業を継続的に運営する上で重要なビジネスモデルに関しても示唆深いアドバイスを語っていて、South Parkの"下着ビジネス"の回を引き合いに出し、(フェーズ1: 下着を集める)→(フェーズ2: ?)→(フェーズ3: 儲ける)という小人たちのアイディアにおけるフェーズ2の欠落(これをレヴチン氏は"Lack of Clarity"と呼称)は現実的に多くのスタートアップが直面している(加えて直面していることに気付いていない)問題であり、ビジョンを戦略に落とし込むステップが欠けたまま企業として走るのは危険だと話していました。現に、コードをとにかく書いたりユーザー獲得に奔走したりするなどフェーズ1はどの企業もステップを踏んでおり、もちろん利益を出すというフェーズ3も明確に考えとして持っているのですが、フェーズ2の具体的なビジネスモデル戦略の明確化を怠っているスタートアップが多いことに彼は警鐘を鳴らしました。

加えて、彼がPaypal・Slideで学んだことの1つが、後から面倒なことになるのでオフィスはきれいにしないとね、とのこと。

Max Levchin Startup School 2011


続く登壇者はシリコンバレーのエンジェル投資家と言えばこの人、ロン=コンウェイ氏です。1979年に創業したAltos Computerを3年でIPOさせ、FacebookやTwitterから、Square、Foursquare、WePay、Flipboard、Pinterestなど、シリコンバレーからニューヨークまで、キラ星の如く輝くスタートアップ数百社にシード段階から投資してアドバイスを行っています。彼のアドバイスはシンプルなまでに明確で、「野心を持って会社を拡大せよ」とのこと。その他、起業家とは何ぞや、いつGoogle創業者と会って何を感じたか、など過去の投資事例を例に、自身の起業観を語っていました。


最後は、先頃の2011年10月に40億ドル近い評価額で2億5000万ドルを調達したDropbox創業者ドリュー=ヒューストン氏が登場。2004年に始めたオンラインSAT学習サービスを皮切りに、MITの学生だった頃やY Combinatorのクラス時代、Sequoia CapitalやAccel PartnersからシリーズA出資を得た時の話など、Dropbox創業の歴史を語ってくれました。起業をすると、何十時間も仕事をしても先行きが見えない恐怖や強迫観念を感じる日々が何日も何年も続くということは決して表に出ることではないけれども、安定した仕事なんていつでもできると自らに言い聞かせて、"Make something people want, make something people pay for."を常にプロダクト開発時に心がけ、これからやっとThink Bigのフェーズに入ってきた、と。全世界のインターネット利用者20億人のうち2%「も」いるではなく2%「しか」いないと視野をかなり大きく見据え、"Building the Internet filesystem"を企業理念に掲げてこれからも突き進むとのことです。

また若いうちから起業を経験することは奨励されるべきというのが彼の考えの1つで、起業の意思があるのに大学院やMBAに進学したり銀行やコンサルの仕事をしたりするのは、セックスを年老いた時にやるために若いうちは我慢してやらないでおくことと一緒、という言葉は会場をざわつかせるほどのインパクトがありましたね。


Forbesの表紙を飾ったドリュー=ヒューストン氏

Drew Houston Startup School 2011


今年も一流のスピーカーたちが集まったStartup School 2010。昨年以上に壇上と観客席の見えない"壁"の存在と危機感を実感することができ、実りある1日になりました。イベント事の参加は時間がもったいないのでなるべく控えていましたが、このStartup Schoolは1日を費すに値するものだと思います。さて、気合い入れ直して頑張ります。